10月31日(金)5年生 理科校外学習

5年生は、理科の学習「流れる水のはたらき」として、小矢部川の観察に出かけました。

まず、上流の上蛇谷橋では、川幅や石の大きさ・形、水の流れる速さについて調べました。平地と比べて、川幅が狭く、石は大きくて角ばっており、水の流れが速いことが分かりました。


次に、遊部大橋では、川底が削られないように設置された河床ブロックや、水の流れを緩やかにするための床止めを見学しました。人の手によって川の流れを調整していることを知り、自然と人との関わりについて考えるきっかけになりました。


最後に、中流の合口橋では、川幅が広くなり、石は丸みを帯びて小さくなっていること、水の流れが少し緩やかになっていることを観察しました。さらに、川がS字に曲がっている部分では、内側と外側で水の流れる速さが違うことに気付きました。外側は流れが速く、川岸が削られやすいため、護岸工事が行われている様子も見学しました。


今回の校外学習を通して、川の流れが地形や石の形に影響を与えること、そして人が川の流れを調整する工夫をしていることを学びました。