4月16日(火)5・6年ふるさと学習 ~福寿草見学~

「ふるさと」「いのくち」「なんとし」を好きになろう!というミッションを受けて、5・6年の子供たちが、井口地域づくり協議会の地域学校連携部会のバックアップのもと、井口地域の価値ある建造物、天然記念物の見学にいきました。

まず、「円筒分水槽」と「赤祖父ため池」では、田に水を分配するための人々の努力や工夫を知り、それらが現在も脈々とこの地に生かされていることを学びました。

次に、大野地区から杉林を抜けていくと、枝が地を這っている市の天然記念物の「オオユキバタツバキ」を見ることができました。樹齢がおよそ300年~500年と考えられていて驚きでした。

最後に、急な崖やV字型の沢を慎重に踏破し、県指定天然記念物の「天然福寿草の自生地」に行き着きました。雪解けとともに咲く花であり、今は時期を過ぎていましたが、それでも数輪の可憐な黄色い花が子供たちが迎えてくれました。搾取することを禁止する規制ロープ越しに観察しました。

そのほかにも、丸山の遊歩道の傍らには「カタクリ」「キクザキイチゲ」など、気になる美しい花々が目を楽しませてくれました。子供たちは、豊かな井口の自然を守っていく大切さにも気付いてくれたことと思います。「がんばって登ってよかった。」という声が子供たちから聞かれました。