9月12日(火)5・6年生 道徳

いじめは、よくないと思っているのに、どうして起こるのか、どうしてなくならないのかという問題意識をもって、「スイミー作戦」「ガンジー作戦」という副教材を読みました。

自分がいじめられたり嫌な思いをしたりしたとき、『相手の言いなりにはならない。』という「ガンジー作戦」と『気の弱い人たちでもまとまれば心強い。』という「スイミー作戦」を例にして、タブレット上のベン図という思考ツールを使って、それぞれの作戦のよさについて一人一人が考え、付箋に書いて貼り付けていくという作業をしました。

そして、授業の終盤で、正面の電子黒板を使ってお互いの考えを紹介し合いました。スイミー作戦からは「みんなが守ってくれるので心細くない」「みんなで大きな力になるので心強い」「差別しない集団が作れる」等の意見が出ました。ガンジー作戦からは「自分の問題を自分で解決できる」「自分の意見をそのまま言えるからよい」「相手も共感してくれるかもしれない」などの考えが出て、いじめが起きたときにどんな心がけや行動をしたらよいかについて、多角的な考えを共有し合うことができました。

ベン図が重なり合う部分については、「どっちの作戦でも本気を出せばいじめはなくせる」という意見も見られ、今後の生活への子供たちの意欲を感じることができました。