11月7日(火)1・2年 生活科~わくわくどきどきまちたんけん~
1・2年生は、生活科の校外学習に出かけ、井口地域の4か所を見学しました。
最初は、池田地区の治山ダムです。今年の10月に完成したばかりのダムを目の前にし、砺波農林振興センターの職員の方から説明を聞きました。治山ダムは、水の流れの勢いを弱め、山崩れや土石流を防いだり、森林を守ったりする働きがあり、治山事業所の方たちは、みんなが安心して暮らせるように働いておられることを聞きました。
次に行ったのは、吉井嘉一郎氏の石碑です。井口地域づくり協議会の山﨑さんから、石碑についてのお話を聞きました。井口地域は、昔から米づくりで使う水が足りず、水争いが何度も起こっていたので、吉井さんが中心となって100年ほど前に赤祖父川に堤防を作ってせき止め、ため池を作る工事を始めたそうです。しかし、なかなか完成せず、お金が足りなくなったときに、吉井嘉一郎さんが大金を寄付してくださったおかげで現在の赤祖父池が完成したことなどを聞きました。
3か所目に行ったのは、Sデザインという車をドレスアップする工場です。
社長さんは子供のころから工作が大好きで、車を作るのが夢だったそうです。そして、自分たちで作った車が、東京オートサロン2018ドレスアップカー部門で最優秀賞を受賞したことがうれしかったと聞きました。
説明していただいた後、自慢のスポーツカーにも乗せてもらい、ステキな体験ができました。
最後に行ったのは、井口神明宮です。600年も昔からあったといわれる古い神社で、昔から村の人たちがお金を出し合って、大切に守ってきたことを教えていただきました。
神社には240年前の建物が大切に保存されていることや、樹齢が400年以上という大杉も自慢だと教えていただきました。大杉の周りをみんなで手をつないで囲んでみると、本当に太いことが実感できました。